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2022年からトレード履歴の画像は盗用対策の為、注目度は低いものの当事者しか知りえない情報である金利(スワップ)欄を一律黒く塗りつぶしています。金利は主にマイナスですがプラスもあり、記事の損益は金利分も合算した金額です。ご了承ください。
+37万3千円:1時間足GMMAトレード
おはようございまーす。
GMMAトレード手法を使った昨夜寝るまでの1時間足トレードです。
画像はユーロスイス。
ちょっと見づらいかもですが、1時間足にしてはそこそこ長大な下部水平の三角持ち合いです。
ブレイクで乗った訳ではなく、この持ちあい終盤(だと思しき地合い)の戻りが長期GMMA並びに日足ミドルで高止まり。
この時点での私の思惑は「日足ミドルで高止まりしたのでここを起点として下部水平の三角持ち合いをブレイク”しにいく”かもしれない。だとしたら日足ミドルを背中にブレイクするかもしれない水平位置を目指すトレードができる。そのままブレイクすれば更に利益が増える可能性もある。取るリスクに対してリワードは十分大きいからトレードする価値はあるな。」です。
このチャートパターンに限った話ではありませんが、パターンを自分の脳が認識した際に考えうるトレードプランは順張りの場合3種類あります。
- パターン形成の継続に賭けるトレード
- パターンブレイクに賭けるトレード
- パターンブレイク後の続伸に賭けるトレード
今回のユーロスイスの売り建ては①でありあわよくば②も、という目論見です。
そしてこのトレードではそのあわよくばも発動して②も少しゲット。夜も遅いしウクライナ情勢もあるので週持越しは考えておらず、従ってきつめのトレーリングストップで地合いを追いかけていましたが少し戻したところで利食いとなりました。
上図は昨日の記事で紹介済みのブレント原油1時間足チャートですが、これは②ですね。
つまりパターン認識が早ければ早いほど①の戦略から順に組み立てる事ができるという事です。
言わずもがな、GMMAありきですよ。GMMAでトレンド判断をしてトレンド方向に乗っかるのが肝です。これはパターンを使う使わないに関係ありません。
普段から私は「売りが好き」と公言していますが、無意識レベルで下部水平の三角持ち合いに絡んだ地合いで売る事が多いです。何気なく紹介しているトレード成績のチャート画像にこうしたパターンが潜んでいる事も多々あっただろうな、と思い今日はパターンについて言語化しました(*’ω’*)
因みにパターンもトレンドラインも、リアルタイムに進行しているチャートでバッチバチに綺麗に引ける事の方が少ないよって事は覚えておいてください。何故なら価格は特に序盤においてパターン形成やトレンドライン形成を意図して動いている訳ではありませんから。
「よーしドル円1時間足は今を起点として向こう39時間をかけて下部水平の三角持ち合いを作りにいくぞ!」
無数に居る市場参加者が事前にコンセンサスをとってこんな具合にパターンを作りに行く・・・ありえませんよね。
つまりパターンやトレンドラインの発端は全く異なる思惑やランダムな値動きの産物でしかありません。ただしそれが徐々に形を作ってくるにあたり市場参加者の認知が広まり、認知が広まれば広まる程に信ぴょう性が高まり今後の値動きに影響を及ぼしてくる訳です。
後はこれを如何に早く見つけるか?ですが、パターンやトレンドラインを意識しつつ長きに渡りチャートを見ていれば自然と身につくスキルだと私は思います。
重ねていいますがトレンド判断はGMMAありきですよ。パターンやトレンドラインは補助的な物として利用してください。
何故か?
パターンやトレンドラインの類は認知認識に個人差があるからです。トレンドラインではよく「ヒゲを含めるのが正解か?ヒゲを含めないのが正解か?」なんてやりとりがありますが、そんな事はどうでもよくてその時効いているラインが有効です。つまりこの辺りの判断に揺らぎが生じるので補助的な利用に留める事をおススメしています。
一方でGMMAや移動平均線は如実にチャートに描画されるのでその分市場参加者の認知度は段違いに高くなります。
皆が見ている物を使って皆と同じ方向にトレードする。トレンドフォローの基本はこれですから、つまり視覚効果の高いGMMAありきですよ、という話になるんです。
普段から私の動画をご覧頂いている方はご存じだと思いますが、私がチャートにパターンやラインを引くときってかなりざっくり引いています。そりゃぁバチバチに効いている物が引ければラッキーですがそれはごく少数。綺麗に引こう引こうとする時点でチャートから客観性が損なわれるので、ざっくりでいいんですざっくりで。
綺麗に引いて「どうだすごいだろ!」は後付け講釈の典型ですから。
長くなりましたが週末なのでしっかり書きました。私は全てのトレードでパターンやラインを意識している訳ではありませんし、寧ろトレード総数からすればごくごく一部でしかありませんが、補助的なツールとして時に役立つ事があります(‘ω’)ノ
GMMAトレード手法を使った2022年2月の1時間足トレード累計損益:+2414万6千円
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