おはようございます。
2025年2月3日の相場見通し記事です。
本日の注目ポイント
週末にトランプ大統領が「カナダとメキシコに25%中国に10%の関税を課す」との発言により週明けの市場は寄り付きから大きな窓を開けてスタートした通貨ペアや銘柄が目立つ展開になっています。
外国為替市場ではEURUSD、GBPUSD、AUDUSD、NZDUSD、USDCHF、USDCADとメジャー通貨ペアのほぼ全てが窓を開けて寄り付きましたが、現時点ではこの窓を埋めるような動きは目立って出ていません。埋めない窓と言うのも一定数存在するので窓埋めを狙うトレーダーはこの点しっかりとした見極めが肝要です。
尚、トランプ大統領の関税発言をうけてカナダや中国ではこれに反発。報復措置を取るとの示唆もある事から、今後この関税ネタでの相場乱高下には十分な注意をしてください。
本日の重要経済指標・イベント
19時にユーロ圏の消費者物価指数、24時にアメリカの1月ISM製造業景況指数が発表予定です。
前述の関税発言によるマーケットインパクトに比べてどうだろうか?と聊か疑問もありますが、これらの経済指標も平時であれば十分にマーケットインパクトの大きい物ですので一応時間帯ぐらいは注意しておきましょう。
ピックアップ銘柄のテクニカル分析

米ドルに絡む通貨ペアでは軒並み窓開け寄り付きとなる中、クロス通貨ペアのEURAUD、GBPAUD、EURNZD、GBPNZDはそうした影響も少なく安定した展開を見せてくれています。
特に画像のGBPNZDは高値切り下げトレンドラインからのあく抜けに加えて、日足ミドルを下支えとした上昇の展開となっているので、日足以下の短い時間軸も込みで積極的に押し目買いを狙っていけそうな地合いとなっています。
まとめ
引き続きアメリカの関税引き上げに関するニュースとそれによる市場の反応には注視しておくべきです。今後もニュースの内容次第では乱高下やトレンド転換と言った事になってくるかもしれません。
その他銘柄や市場など広範にわたる分析はYoutube動画をご覧ください。
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