こんにちはー。
GMMAトレード手法を使った昨日1月31日の、AUDCAD買いトレードを詳しく解説していきます。
トレードの概要
銘柄:AUDCAD
時間軸:1時間足
手法:GMMAトレード手法
取引方向:買い
エントリー価格:0.90103
エグジット価格:0.90284(リスクリワード1対1水準)
損益:+250万9千円
チャート分析とエントリー根拠


昨日夕方からの買いトレードです。
前段階として31日未明にUSDCAD並びにクロスカナダの通貨ペアは揃って大きな上ヒゲが出現しています。そしてその後GMMAは上昇トレンドを示している状態を維持。
特にクロスカナダの通貨ペアのうちAUDCADとNZDCADはこの上ヒゲが週足ミドルで上げ止まった印象的な形。なので「この上ヒゲ上端或いは週足ミドルを目途に再度上昇するかどうか?」と言う目線でまずはチャートを見ていくことになります。
「長大なヒゲが出たらそれを呑みにいくのかいかないのか?」これはGMMA云々以前の部分の話で、チャートの見方のごくごく初歩です。
この時点で私はまだAUDCADで買いトレードをするぞ!と決めていた訳ではありません。
「出た上ヒゲを呑みに行く」方向で考えるならばEURCAD、GBPCAD、AUDCAD、NZDCADそしてサブでUSDCADもトレード対象銘柄ですし、この時これら全ての銘柄でGMMAは上昇トレンドの方向を示していました。
仮にこのままこれら通貨ペアが正の相関で推移し続けるのであれば、ぶっちゃけどの通貨ペアで買いエントリーをしたとしても大差はありません。なので自分がトレードしやすいと感じる通貨ペアを選べばよいだけですね。
個人的にEURCADとGBPCADそしてUSDCADに比べてAUDCADとNZDCADには「上ヒゲが週足ミドルで高止まりしている」と言う視覚的にわかりやすい目標(抵抗)があるのがポイントでした。なので私はAUDCADとNZDCADのどちらかで買いトレードをしようと決定。
AUD(オーストラリアドル)とNZD(ニュージーランドドル)共にCAD(カナダドル)よりも強い事はGMMAが上昇トレンドを示していることからも明白ですが、最終的にAUDCADとNZDCADどっちにするか?については念のためAUDNZDのチャートをチェックしてオーストラリアドルとニュージーランドドルではどちらが強いのか?を調べます。
ところがこの時のAUDNZDは方向感のない展開。これではどっちが強いのかがはっきりしませんが、未明にクロスカナダ通貨ペアチャートの上ヒゲが示現した同時刻AUDNZDでは大陽線が示現していました。この点を考慮して「どちらかと言うとオーストラリアドルの方が強い」と判断できますので、最終的にAUDCADで買いトレードを執行しました。
リスクリワード1対1でトレードしますがエグジット水準が週足ミドルを超えては期待値が下がるので調整します。幸いこの時は直近安値の少し下がGMMAを全部下抜けのポイントと重なっていたのでここをストップロス水準にする事で、必然的にエグジット水準は週足ミドルよりもかなり手前に設定できます。
テキストで書くと文字数多めですが実際の判断はものの数分です。
まとめ
ごくかんたんなGMMAを使った買いトレードでしたが、今回のトレードのポイントはAUDCADとNZDCADで未明に示現した週足ミドルで上げ止まった上ヒゲの存在が大きかったです。これがなければトレードしにくかったかも・・・と思いますが、こうした手がかりを見落とさずしっかりチャート分析で見ていくのはデイトレであれば必須のスキルです。
それにしても昨日金曜日の為替市場は全体的に方向感に乏しかったですね。特に流れらしい流れが出た訳ではないので苦戦した方も多かったのではないでしょうか。
「んーなんだか今日はわかりづらいな」と感じた時はトレードを休むと言う選択肢も長期目線のパフォーマンスアップには欠かせないスキルですので活用してください(‘ω’)ノ
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