こんばんはー
ローソク足トレード手法を使った今日現在までの日足トレードです。
前回の記事「+27万9千円 | ローソク足トレード手法 日足 ドル円(USD/JPY)買い」が先月24日に建玉した分ですが、今回のは27日に建玉した分で昨夜決済になりました。
トレードの概要
銘柄:NZDUSD
時間軸:日足
手法:ローソク足トレード手法
取引方向:売り
エントリー価格:0.57123
エグジット価格:0.56620(リスクリワード1対1水準)
損益:+527万7千円
チャート分析とエントリー根拠


さてこの時期このタイミングでNZDUSDの売り。今日の相場見通し動画でもチラっと触れましたが、現状メジャーストレートのEURUSDとGBPUSD、AUDUSDとNZDUSDと二個二個で相関関係が割れてしまっている地合いで、どんな理由でNZDUSDを売ったのか?の説明をしていきます。
文章にすると長くなりますが、実際の判断はわずか数分で済みます。
FXだけではなく現在ほとんどの市場で「トランプ関税がどの様な内容でそして世界と市場はどうなるんだろう?」と言う難題で動意もトレンドも出辛い状況になっています。
そしてここしばらくは毎日私が動画で言っている通りに、メジャーストレートの相関関係は先ほど書いた通りに割れてしまっている状況。
そんな中で先月27日にローソク足トレード手法の売りシグナルが示現した訳です。チャート的には明らかに戻り天井で出たと思しき売りシグナルですが、さてこれに乗っかるに値するかどうかの判断が天下分け目の関ヶ原。
本来平時であればEURUSD、GBPUSD、AUDUSD、NZDUSDは正の相関で動いているのが常です。しかし今は違う。
ですが、「仮に今がリスクオフだとしたらNZDUSDは絶好の売りチャンスだよね」となります。リスクオフとリスクオンとは何か?についてはご存知のものとしてここで説明は省きます。
ではリスクオフの仮定を裏付ける証拠を探していきましょう。
- ①地政学的リスク
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主に戦争ですがその点はここ数年材料が豊富なので言うまでもありません。
- ②金融危機
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危機って程ではないですが株式市場が冷え込んでいるのは事実です。反トランプなブルームバーグでは連日水を得た魚の様に、株式市場の冷え込みを「トランプ大統領のせいで」と匂わせる記事を連発しています。ここぞとばかりに点数を稼いでまたバイデンみたいなのを大統領にしたいんでしょうか。
- ③景気後退懸念
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株式市場の冷え込みやトランプ関税の不透明感からこのワードはちらほらと目にするようになってきています。
これらの事情を踏まえた上で最近の市場動向を更に見ていくと・・・目立っているのが金(ゴールド)の史上最高値更新連発大暴騰があります。これはリスクオフ時の最大の特徴でもあります。
これらを総合的に判断すると現在がリスクオンである兆候はゼロなのに対してリスクオフだと言える事柄はどっさりとある訳です。まぁまず今はリスクオフだよねと言っていい状態。
で、話を戻すとAUD(オーストラリアドル)やNZD(ニュージーランドドル)は資源国通貨です。資源国通貨と言う事はリスクオフ時には真っ先に売られる可能性が高い通貨だと言う事ですから、つまり今回のローソク足トレード手法の売りシグナルは、しばし黙考はしたものの「これは売りだぜ(来たー!)」となる訳ですね。
まぁそんな訳でローソク足トレード手法の売りシグナルで売り建てし、利食いの注文を入れ忘れていたので昨夜リスクリワード1対1水準到達を見届けて手動で決済しました。
尚、今後もリスクオフの兆候が顕著であればAUDやNZDは売られ続ける事になる可能性が高いとも言えますし、私が再度AUDやNZDで売りを建てる場合は「だってリスクオフなんだもん」と言うでしょう。もちろんローソク足トレード手法のエッジがビンビンに効きまくっている売買シグナルが前提なのは言うまでもありません。
まとめ
今回のトレードの一連の流れ(数分間の思考ですが)を解説しましたが、特段ファンダメンタルズ分析と呼べる程の代物ではありません。
「EURUSDとGBPUSDが共に上昇傾向にあるのにAUDUSDとNZDUSDのいずれかで売り建てする値打ちがあるかどうか?」の、”値打ち”を計りに行っただけですね。
それに日足は短期売買ですから所謂正統派のファンダメンタルズ分析に当てはめるには期間が短いので、やっぱり今回のそれは「相関が崩れている時の建玉の正当性をちょっと探しにいってきた」程度の話でしかありません。
リスクオンやリスクオフの時に各市場や通貨がどんな動きをしやすいのか?はもしご存じない方であれば知っておいた方が今後も何かと有利に立ち回れると思います(‘ω’)ノ
ローソク足トレード手法を使った2025年の日足トレード累計損益:+3438万4千円




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