こんばんはー。
2025年初となるローソク足トレード手法を使った日足トレード、コーヒーの買いトレードを解説します。
まずコーヒー相場ですが2023年10月に底打ちしてからこんにちまでひたすら上昇を続けている、近年他の市場でもあまり類がないレベルのブル相場となっています。そんなコーヒー相場の上昇をローソク足トレード手法でしっかりと捕まえたのが今回のトレードです。
トレードの概要
銘柄:coffee
時間軸:日足
手法:ローソク足トレード手法
取引方向:買い
エントリー価格:331.65
エグジット価格:343.40(リスクリワード1対1水準)
損益:+691万7千円
チャート分析とエントリー根拠

※チャート黄色の水平線は私が買いエントリーを行った水準です。

コーヒーの日足チャートでは昨年12月10日に最高値を更新後はクリスマス相場と年末年始の薄商いもあり、恐らく利益確定の売りが大量に出たのでしょう、大みそかまで緩やかに下落基調となっていました。
2025年がスタートしてからも軟調な気配が続く地合いでしたが1月13日は上ヒゲながらも直近の高値を更新し、この時点でチャート画像に引いている高値切り下げトレンドラインを上にブレイクつまり”あく抜け”したと判断できるチャートになりました。
その後1月15日にはローソク足トレード手法の買いシグナルが出現。この時点で、引かなくてもわかるぐらいそれとわかる安値切り上げトレンドラインの存在をも確認できたので翌日に買いで出動。
建玉時には「どこで利食いしようかな」とその水準について決めかねていました。ローソク足トレード手法のマニュアルでは利食いについての方法はいくつかありますが、
- リスクリワード1対1で利食い
- トレーリングストップで相場についていく
今回はこの二択かなと思いながら、毎朝起床後にチャートを開いて現在状況を確認。
建玉以降3日間連続陰線と言う不穏な動きながらも安値はしっかり切り上げてきていましたので、トレーリングストップを実施するかどうか最後まで悩みつつ結局リスクリワード1対1で無難に利食いする事にしました。
これについてはテクニカル的な要素ではなく、単純に私の「新年早々(しかも商品相場で)黒星だなんてゲンが悪すぎるしそれだけは嫌だイヤだいやだ」と言う思惑と言うかビビっていた事に由来しています。
そもそもコーヒー相場、2024年の巨大な上昇を私は1年間の間ことごとく指をくわえて見送っていたと言う思い出しただけでも胃がキリキリするような状態だったので、2025年最初のCFDトレードのしかもコーヒーで黒星は絶対に嫌だった訳です。
なので仮に2024年にコーヒー相場にじゃんじゃん手を出して連戦連勝だったならば今回はトレールでしっかりついていけたかと思います。
むしろ私よりもはるかに優秀なトレーダーは今も買いで乗り続けているでしょう(‘ω’)
とにかく私は今回は絶対に白星をあげる必要があったのでリスクリワード1対1を選びましたし、今回はそれが正解だったと思っています。
近年コーヒー相場が上昇を続けている理由を解説
1.主要な生産国の天候不順
これはニュースでも一時期言われていましたが、ブラジルやベトナムといった主要なコーヒーの生産国でエルニーニョによる天候不順が続いている事が主な原因となっています。天候不順でコーヒー豆の生産が大きく減り、世界的に供給量が全く足りていないと言う事です。
2.中国人のコーヒーブーム
近代化(西洋化或いは欧米化とも言える)してきた中国では欧米のあれこれが大人気。特にコーヒーはその代表格とも言える飲み物になっており、こぞって中国人がコーヒーを飲むようになった事で生産薄のコーヒー豆の需要に拍車がかかり相場が高騰する一因となっています。
また中国絡みではドリアンブームが巻き起こり、それに便乗すべくコーヒー農家からドリアン農家へ鞍替えする人も出ている始末で、こうした事もコーヒー相場上昇の一因と言えます。
近年コーヒー相場が上昇し続けている理由のまとめ
天候不順で生産量が大幅に減っているにも関わらず世界的にコーヒー豆の需要は高まっている、という事ですね。日本でもコンビニを始めカフェでもコーヒー飲料の価格は軒並み値上げとなっていますが、生産量が通常状態よりも更に供給できるぐらいに戻るか、中国人からコーヒーブームがなくなるかしない限りはまだまだ上昇する可能性が高いと言えるでしょう。
今後のコーヒー相場の値動きについて
すぐ上で殆ど答えを書いてしまっていますが、現在の需要を上回るレベルでコーヒー豆の供給がされない限り市場価格も単純に上昇を続ける事になります。
「高くてもいい、その値段でもいいからコーヒー豆を売ってくれ!買いたいんだ!!」と言う人が後から後から湧いて出てくる状態です、今は。完全に需給バランスが崩れています。
ここまで需給バランスが崩れるのは商品相場ならではと言えるかもしれませんが、コーヒーに限らずFXでも仮想通貨でも指数でも、相場の変動はこの需給のバランスが崩れる事によって起こっています。
まとめ
2024年本当に(今思えば自分でも何故?と不思議ですが)眺めているだけだったコーヒー。2025年初のCFDトレードがそんなコーヒーだと言う事で相当気合を入れて臨みましたが、しっかりと利食いができた満足のいくトレードでした。
乗り場(エントリー)そのものには何も躊躇はしていません。ローソク足トレード手法のルール通りです。
今回自分で自分を観察していて興味深かったのは、ルール通りに建玉後の利食いに関する自分の心の動きだったかなと。
とにかく丸っと1年ぐらいご無沙汰だったコーヒーのトレードで勝ちトレードとなったので、今年はもしまだコーヒー相場が上昇するのであれば積極的に狙っていきたいと思います(‘ω’)ノ
※このコーヒーよりも先に建ててとっくに終わっているUSDJPYのトレードについては後日まとめて記事にします。
ローソク足トレード手法を使った2025年の日足トレード累計損益:+691万7千円
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